7月22日現在の梅産地情報です。
「生産概況」
本年の南高の開花期間は31日間と平年より9日長くなり、昨年12月から本年2月にかけて気温が高かったことが影響し、満開期は1月30日と平年より16日早い極端な早咲きとなった。授粉樹との開花はほぼ揃ったが、開花期間中の気象変動が大きく早期開花の影響で不完全花が発生し、収穫前の定点調査では着果量は前年・平年よりかなり少なくなった。
また、3月20日には紀南の広い範囲で雹が降り等級を著しく低下させる被害と一部地域では凍霜害が発生した。
小梅は5月13日、古城は5月20日、主力の南高は5月27日から販売が始まった。
生育期間中は平年を上回る降水量があり果実肥大は概ね順調に推移した。病害虫についてはカメムシの発生が多く、等級を低下させる被害があった。
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