たまにカリカリ梅の作り方を尋ねにこられる方がいらっしゃいます。
紀州梅はカリカリ梅には不向きです。
なぜでしょう?
カリカリ梅に適したのは甲州最小らしいのです。赤城フーズさんのホームページによりますと、国産のカリカリ梅には群馬県榛名町(現高崎市)のものを使用しているとのことです。
田辺市の白王は甲州系小梅の系統なので用件は満たしているでしょう。
しかし、田辺市ではカリカリ梅にできる時期に梅の収穫をしていないのです。カリカリ梅にするには、未熟の状態で梅を収穫する必要があります。田辺市では熟してから収穫するので、カリカリ梅に適さないのです。
なぜカリカリ梅を作らないの?と聞かれれば答えは簡単。需要がないからです。私は市内のスーパーでカリカリ梅を売っているのを見たことがありません。まあ、田辺市民の口にはあわないということでしょう。口にあわないからつくらない。簡単なことですね。
ということで、カリカリ梅の作り方については、当方では分かりませんので、『カリカリ梅』で検索してください。