いけばなを通じたまちづくり
~世界遺産の地 近露(ちかつゆ)~
「熊野古道いけばな展」 開催趣旨
和歌山県の国道311号のシーニックバイウェイ(日本風景街道)として、田辺市中辺路町近露地区の方々が中心となって、寄り道してもらうさまざまな施策が取り組まれています。
世界遺産の自然と風景を活かした取り組み、また環境意識の高揚をはかるため、いけばなを活用した「古木・雑木が宝に!」の取り組みが進められ、平成18年には、田舎版オープンカフェ(近露まるかじり体験)の中で、熊野古道沿いの民家などを舞台とした「いけばな展」が催されました。
昨年は、規模を大きくし、華道の家元はじめ、さまざまな流派の先生方の協力により盛大に行われ、多くの方々に日本文化(華道)に触れていただくとともに、世界遺産の地の素晴らしさを実感していただきました。
今年は、さらに多くの地元の方々と華道家との協働で、環境に優しい野外いけばな展を開催します。梅の古木が立派な生け花になります。
古木は市内の梅農家から提供されます。
開催概要
(日 程)
平成20年11月2日 公開いけ込み
11月3日~5日 野外いけばな展
3日は地元の物産の即売もあります。
梅ジュース作り体験もあります。
(場 所)
田辺市中辺路町近露 熊野古道沿いの民家や広場