暖かくなると雑草が茂るのも早いですね。
今年は早くも草刈り機のエンジン音が聞こえてきます。
梅園の管理で手のかかる作業の一つが除草、年間で3回程度。
5月後半からの収穫前には全園除草する必要があり、草刈り機をブンブン振り回す作業は結構きつい作業です。
そこで、なんとか雑草を抑えられないかということで、「草には草」、ナギナタガヤやバヒアグラスなど土にも有益な草を生やして土づくりにも活かそうということで、草生栽培試験を3年前から現地で実施中です。
画像は試験園の現在の様子、イネ科の植物、ナギナタガヤ、早くも穂が伸びてきてます。
このまま50~60cmまで茂って6月になると自然に倒れて枯れます、肥料にもなるので、草刈りの必要が無いのが特徴です。
強い雑草には負けるのでその部分は除草が必要ですが、この草の根には善玉の微生物が集まるなどおもしろい草です。