梅の有機栽培の研究会が昨年から発足。
欧米ではオーガニックブーム、オーガニック専門のスーパーもあるとか、日本でも都会の百貨店などで、有機農産物のコーナーが増えるなど関心が高まってます。
田辺市内でも梅の有機栽培に取り組んでみようと、農家の有志が研究会を作り、紀南農協と昨年から勉強会を始めてます。
会では今年から有機認証を申請、3年後の認証を目指す予定。
梅の他にはみかん、レモンなど。
和歌山県もこの研究会といっしょに現地に試験園を作り、これから研究を始めるということで、今日研修会がありました。
病害虫で一番やっかいなのは、やはりアブラムシ、殺虫剤を使えば簡単ですが、そこは有機栽培、どういう薬剤で防除していくか。
食酢や重曹も試験中、今日はデンプンを原料にした粘着材を梅の樹に散布、ムシを窒息死させる試験。 さて効果はどうか、今後の経過を観察。