28日(火)JA紀南で、全国の拠点市場を招いて今年産の青梅販売の反省会と来年度に向けての対策会議が開催されました。
販売実績としては、消費不況の厳しい情勢の中でも、どうにか前年に近い販売数量・単価で終えることが出来ました。
今年は古城梅が昨年の半作、一方で南高梅の出来が早いことで、量販店へは早い時期からの南高梅の販売促進を依頼しましたが、消費者の反応は例年とあまり変わりなかったようです。
季節性の商材とはいえ、5月末~6月初旬の南高梅の販促の仕掛け、消費者へのPRをどう進めていくか、大事な課題です。
その他、量販店では、販売の企画・提案・仕掛けをしたところと、していないところの販売の差が大きくなっていること。
梅酒のブームや新しい梅味の菓子・飲料製品が次々販売され、梅に関心が集まっている中で、これを青梅・梅漬けへとどう結びつけていくか。
小梅の新しい漬け方や食べ方の提案、梅漬けは面倒だという先入観
から簡単・手軽なイメージへ、手作りの美味しさと安心感をPRすることなどの課題について話し合われました。