2日(日)は和歌山県立医大で、果実酒・果実飲料と健康に関する研究会の第7回発表会。
和医大・近畿大学・和歌山県で、梅に含まれるポリフェノールの機能性について研究が進んでます。
今回の発表会では、梅干しを漬けたときの梅酢からポリフェノールを抽出、梅干しを漬けたときに約2割の梅酢が発生します。
梅果実中には約1%のポリフェノールが含まれ、果実では高濃度、主成分はパラクマル酸。
完熟より青梅の方が多く含まれていて、クエン酸の有機酸とポリフェノールが結合。
ポリフェノールは動脈硬化を始め生活習慣病の予防、血圧降下・高血糖・抗酸化活性・抗疲労・抗炎症・抗菌などの機能性が期待されています。
講演では、食事制限が寿命延長・老化予防・脳機能維持に有効という話も。