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田辺市の紹介

田辺市は、平成17年5月1日に5つの市町村(田辺市、龍神村、中辺路町、大塔村、本宮町)が合併して新たに誕生しました。
人口は約85,000人で和歌山県第二の都市、面積は1,026k㎡で和歌山県の22%を占め、近畿でもっとも広い市です。紀伊半島の中心から南西側にかけて市域が広がっています。
旧田辺市は天然の良港を有し、古来から牟婁の津と呼ばれ発展してきました。熊野信仰の盛んな時代には熊野三山への入口であることから、交通の要衝として栄えました。人口の8割以上がこの旧田辺市に集中しています。
旧龍神村は紀州の屋根といわれる護摩壇山、日本三美人湯のひとつ龍神温泉を有する山紫水明に恵まれた地域です。
旧中辺路町は、町名が熊野三山への参詣道として栄えた「中辺路街道」に由来し、果無山脈から流れ出る富田川・日置川の流域に広がる緑豊かな郷です。
旧大塔村の村名は南北朝の時代、熊野へと落ち延びる途上の大塔宮護良親王がひとときのやすらぎを求めて滞在したという伝承に由来します。現在もなお、自然の恵みに包まれ、四季折々の豊かな表情が、訪れる人にやすらぎとくつろぎをもたらします。バスフィッシングをする方には合川ダムで有名です。
旧本宮町は熊野三山のひとつ熊野本宮大社を有し、古い歴史と文化、美しい山河の大自然、心温まる温泉を背景に栄えてきました。

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