JA紀南の総合選果場に行きました。JA紀南では個選と共選の2通りの選果方法をとっています。個選とは生産農家が選別し、箱詰めにしてくるもので、箱の横に生産者の住所と氏名が記載されます。共選とは選果場で選果する事です。農家で一度選果されたあと、JA紀南の選果場で再度選果されます。農家だけの選別ですと、個々の農家により梅の品質にバラつきが出ます。そのため、総合選果場で第三者の判定で選別し、バラつきをなくしています。
個選と共選の割合は大体3対7ぐらいです。
選果後はランク別に分けられます。
JA紀南の南高梅の場合、上から秀、優、良、外になります。
秀…キズがなく、形が良いもの
優…斑点が3個以内(2mm以下)で形が良いもの
良…斑点が3個以上で形も不揃いのもの
外・・・良に入らないもの。(市場には出回りません)
大きさによる選別
コンテナ全部が南高梅です。写真左側の写ってないところに、古城梅と小梅が若干積んでありました。
南高梅の出荷
南高梅の秀品
青い南高梅は、梅酒、梅ジュースにお使いください。
一方こちらは古城梅
一見南高梅に見えますが、実は古城梅です。古城梅はこのように紅がさすと商品価値が下がります。