2007年6月21日
名古屋市のニチエイ調理専門学校に行きました。
名古屋(愛知西部)は尾張、和歌山は紀州、徳川御三家繋がりでございます。
また江戸時代、田辺の領主をしていたのが安藤家。初代当主直次は幼少期から徳川家康に仕え、1619年家康の十男頼宣が紀伊に移ると、付家老として移り田辺に所領を与えられました。もちろん三河(愛知県東部)の出です。ここでも繋がりがあります。しかもこの安藤直次がやせ地を利用した梅の栽培を奨励し、税を免除するなど保護したため、田辺・みなべ地方を中心に広がったとも伝えられています。
しかし...
名古屋での和歌山の知名度は全くといってよいほどない。まあまだ学生なので仕方がないか。。。
関西でも、関東でも、広島でも、田辺は知らなくても白浜(南紀白浜)は結構知っているのですが、今回はその白浜もあまり知られていなかった。頑張れ和歌山!!!
対象の生徒は130余名
梅シロップ作り体験
梅干し、梅酒の実演など
午前中に2回に分けて講習会を実施。
Il Teatroで講義
今日の講師は栄養サポート紀南岩本先生。
「Il Teatro」とはイタリア語で「劇場」の意で、特別講習などを主に行うキッチンスタジアム。
充実した設備
手元が後ろに写し出されるので、わざわざ傾けてみせる必要がない。
調理室に移り梅ジュース作り体験。まずはへたをとります。
凍らせているのでへたをとる必要はないのですが、とりあえずとってもらいました。シロップを別の容器に移すときに茶漉しなどで漉せばよいので。
梅と砂糖をいれたところ。みなさん結構シェイクしてました。
あんまりシェイクすると皮が破けてジュースがにごりまっせ。
講師に質問する学生
梅ごはんと白干梅
梅ご飯は米1号に対し白干梅1個を入れて炊く。
白干梅は当然塩分20%。
試食
梅シロップと梅シロップ牛乳割りも試飲。
さすが未来の調理師!!あのすっぱい白干梅を完食してました。