2007年6月30日
今日、はじめての漬け梅体験ツアーがやってまいりました。しかもOLさんが来るとのこと。梅業界にとって若い世代は今後の消費にかかわるので、是非とも開拓したい世代です。
というのは、梅は一般的に加工しなければ食べることができません。そこが、他の果実と違うところ。最近、家庭で漬物を漬けることがなくなり、同様に梅を漬ける家庭も少なくなりました。何もしなければ青梅の市場は確実に縮小します。そこでこういった体験メニューを提案し、梅の普及に尽力しているわけです。
日本の味を継承するためにも、若い皆さん是非とも梅干しつくりにチャレンジしてくださいね。自分でつくった方が安心ですからね。
というわけで、今回のブログは若い方中心に写真を掲載しています。
梅干し拾いの予定でしたが、木熟をもいでもらうことになりました。梅もぎ体験は1kgですが、漬け梅体験の場合2kg必要になります。
服装はこんな感じで。
紫外線対策さえしていれば、ほとんどの園地はネットを敷いているので、農作業をするような格好をしなくても大丈夫ですよ。
ただ、多分いないと思いますが、ハイヒールは避けてくださいね。ネットに穴が開きますので。
道路側の木で梅をもぐ方が多いのですが、奥のほうにもいい実があります。
園地で記念撮影
紀州備長炭記念公園で漬け梅体験
梅を水洗いし、水分を切っているところ。
今回梅は2kgとったので塩は400g使います。
ビニールで塩をまんべんなくまぶし、袋をゴムで止めて持ち帰ります。そして家で適当な容器に入れ、おもしをしてもらいます。樽とおもしぐらい用意できますが、重いのでもって帰るのに苦労するので自宅に帰ってから用意してもらいます。
参加者のみなさん、おもしをするのを忘れないでくださいね。おもし売ってなかったら、水2リットルで2kgなので、ペットボトル、ビニール袋などでおもしにしてください。
梅ジュースを飲んでいるところ、ちょっとお邪魔して1枚お願いしました。
飲んでいるのはこちら、梅しらっぷ。
公園内で販売しております。
昼食を市内でとったあと、再度公園に戻り、備長炭風鈴づくりも体験。この風鈴結構人気で品薄状態。
真剣に糸の長さを調節する参加者
出来上がりはこんな感じ
※生梅はたべられない?
いいえ、熟したものは食べられます。
この前熟した南高梅を生で食べましたが、味、食感とも「すもも」とそれほど変わりませんでした。しかし、渋みがしばらく口に残りました。特にお勧めできるものではありません。
チャレンジされる方は、各自の責任において。。。。。。