-ここでは梅にまつわる雑学を紹介します-
実は誤解!? ウナギと梅干しの食い合わせ
ウナギと梅干しを一緒に食べるとお腹をこわす。多くの人が聞いたことのあることわざだと思いますが、実はこれには医学的根拠がありません。それどころか、油分を多く含む鰻に対して、さっぱりとした梅干は相性が良いと思われます。
実はアルカリ性食品!!
梅干しはあのすっぱさから酸性と思われがちですが、実は強力なアルカリ性食品で、酸性に傾きがちな血液を健康な弱アルカリ性に保つ働きがあります。
どの位強力かというと、豚肉100g分の酸性に対して、梅干しでは10g(梅干1個程度)で中和することができます。
<参考>:酸性・アルカリ性の調べ方
酸性かアルカリ性かは、物を燃焼した後に残る灰によって調べることができます。梅干はそのままでは酸性を示しますが、灰になるとアルカリ性を示すため、アルカリ性食品といえます。
いいあんばい、漢字で書くと・・・
これはとても具合が良いという意味で使われますが、漢字で書くと「いい塩梅」と書きます。昔、梅干しを漬けた際に出る梅酢は調味料として使われて、塩加減がいいということから料理用語として用いられました。これが後に一般的に具合が良いというように使われるようになりました。
桃栗三年柿八年・・・・・実は続きが!?
これは種を蒔いてから収穫できるまでの年数を説いたものですが、実はこれには続きがあり、パターンは地方により様々です。そのなかにも梅が登場しますので、他の農作物を使ったパターンも含めて例示します。
桃栗三年柿八年・・・・・柚子(ゆず)は九年
梅は酸いとて十三年
梅は酸い酸い一八年
枇杷(ビワ)は九年で登りかねる梅は酸い酸い十三年
銀杏のばかやろ三十年
など
新たな雑学を発見しましたらまた掲載させてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。
【うめっ子】