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スタッフブログ

新品種の紹介

うめ研究所(和歌山県の機関)は、南高梅に自家和合性(自分で受粉できる)品種を交雑し、南高梅の優れた特性を受け継いだ自家和合性品種2系統を近く品種登録の申請をする予定。
もちろん、田辺市の農家、JA紀南も協力しています。

NK14とNZ22。登録時には別に名前がつくと思いますが、今はコードネーム?

NK14は南高に剣先をかけあわせたもので、南高よりも4~7日早く収穫できます。
果実は30g前後で、南高よりも果肉の割合が高く、紅色着色もしやすいという特徴があります。また、南高梅の交配樹としても利用できます。

NZ22は南高に地蔵梅をかけあわせたもので、βカロチンが豊富に含まれているのが特徴です。そのため、果肉入りの梅酒、梅ジュースに利用できます。
果実は南高より小さく(20~30g)、酸含量が少ない。完熟収穫が最適で、収穫開始時期は南高より10~20日遅い6月中旬から7月上旬。

※南高の生果 L:20g、2L:25g、3L:35g

出回るにはまだしばらくかかりそう。乞うご期待!!

紀伊民報記事(リンク切れ)
 

【うめっち】