4月30日(木)
青梅販売対策会議が開催、全国から拠点地区の卸売り市場32社が田辺市へ集合し、紀南農協、生産農家代表、行政と今年産青梅の販売対策について、市場と産地側の意見交換が行われました。
産地側からは、今年の梅の作柄や販売計画、梅宣伝隊の量販店への派遣など消費宣伝の計画を報告。 市場側からは最近の青果物販売情勢、梅消費の動向、市場の販売への取り組みが報告され、消費不況で青果物の販売が昨年から厳しいこと、梅を漬ける消費者が減少してきている。その反面、外食から家庭で食事することや手作りの良さの見直しが出ているので、梅販売にも活かす取り組みが必要で、量販店等での消費者への地道な消費宣伝が大事になる、産地は適熟期の収穫・選果の徹底など品質の均一化で信頼を得る努力をつづけてほしいという意見が出された。
産地側の取り組みでは梅講習会や梅宣伝隊の派遣、梅酒の宣伝を仕掛けるなどの計画を説明した。
今年の梅販売について産地側と市場側の真剣な意見交換が行われ、協力して取り組むことが話しあわれました。