「紀州の梅、東京に大集合」紀州うめフォーラム2010が、マスコミ関係者・業界関係者300名が出席して盛大に開催された。
今回、和歌山県と紀州梅の会の共催事業として、首都圏の報道機関や消費者と和歌山県うめ産地との出会いと交流を進め、うめの消費拡大のため、和歌山のうめのPRを行った。
当日は、仁坂県知事をはじめ、紀州梅の会から田辺市長・みなべ町長・JA紀南組合長・上富田町長や梅干し組合、梅農家、梅娘など梅産地から約30名も出席。
第1部のマスコミ向け発表会では、知事挨拶の後、真砂会長から紀州梅と紀州梅の会の事業を説明、その後、産官学の研究者が梅の最新の機能性研究の成果を報告した。
和歌山県立医大 宇都宮准教授は梅のピロリ菌運動機能の抑制効果、近畿大学生物理工学部 三谷教授から梅のポリフェノールの研究、サッポロ飲料株式会社R&Dセンター 高田所長から梅の抗疲労効果研究を報告、出席者からの質問に答えた。
その後、野菜ソムリエとして有名なKAORU(小林かおる)さんのおすすめ梅料理レシピの試食、会場には、田辺とみなべの梅干し組合67社から選りすぐりの83種類の梅干しと13種類の梅酒が展示紹介、試食と試飲がされた。
第二部では特別ゲストとしてみのもんたさんが出演。
会場内を回りながら、梅干し・梅料理・梅酒を試食しながら紹介、3人の研究者にも梅の効能研究について質問。
自身の番組でも熱中症など梅の効能を何度も取り上げるなど梅に詳しく、「梅干しが体に良いのは当然のこと、こんなに研究が進んでいるとは、日本人は梅干しとごはんだね」また梅酒のコーナーでは「さすがに紀州の梅酒、もっとゆっくり飲んでいたいね」、
フォーラムの模様は、5日朝のみのもんたさんの番組、朝ズバでも報道された。
首都圏でマスコミ関係者に、梅の効能研究の紹介と、これだけのフォーラム開催は始めて、盛況であった。