立秋になったものの厳しい残暑が続き、熱中症が毎日のニュースになっていますが、和歌山県田辺市の梅農家は梅干しの真っ只中です!
35℃を上回る炎天下の屋外で、畳大の杉板で作った木ザラにタンクから上げた漬け梅を並べ、梅を年中食べて体調を整えるための保存食の梅干し(ほし)が行われています。中小粒は3日程度、40㌘を超える大粒は4~5日暑い日差しで天日干しすることにより、水分が飛んで保存性が良くなるだけでなく、黄色い果肉や果皮が赤茶色にこんがり焼けて、鼻にとおる梅干しの香りが漂います。塩っぱい白干しの梅干しは保存食ですので、食べやすく減塩したり、味付けをして食べやすくし、店頭やご家庭にお届けすることになります。
熱中症予防に梅干しで塩分摂取が良いのですが、梅のクエン酸による酸っぱさが、疲れを取り体調を整えると言われています。
ご家庭で作ったしょっぱい梅干し(白干し)も、薄い塩水で約半日塩抜きをし、おにぎりにしたり、ご家庭オリジナルの出汁などで味を付けて食べ、夏バテにならないようにしましょう♪