地震などの緊急時に、家庭で備蓄が必要な食品のガイドライン(農林水産省が2月5日に発表)で梅干しが副食に格上げされ、緊急時備蓄用の梅干しが製品化され、販売が始まりました。
備蓄用梅干しは、保存性が求められるため、JA紀南では賞味期限が5年間の昔ながらの白干し梅(塩分22%)で、1粒20㌘前後の梅干しを個包装し、耐久性のあるファスナー付き袋(水汲み用にもなります)を使い、400㌘入りの製品が開発されました。
白干しの梅干しは昔ながらの保存食で、緊急時の炊き出しやおにぎりの具材、副食の味付けとしても適し、塩類の補給、ご飯保存の殺菌、疲労回復の効果が期待できます。
昔ながらの梅干しですが、地震等緊急時のご家庭の備蓄食料の一部に加えていただければ安心です。