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スタッフブログ

女子大生が梅干しスイーツを考案☆

紀州田辺うめ振興協議会(田辺市とJA紀南)では、園田学園女子大学短期大学部生活文化学科(尼崎市)と協同で、梅干しスイーツの考案に取り組んでいます。

園田学園女子大学とは、田辺市が生涯学習の一環で講師を依頼していたことがきっかけで、平成13年度から毎年、同大学の学園祭「けやき祭」で梅の消費宣伝をさせていただいており、現在でも、引き続き若手生産者の販売研修の一環を兼ねて催事参加しています。
同大学に製菓や食を学ぶ学科があることから、梅を使ったスイーツの開発依頼をしたところ、短期大学部生活文化学科の木原准教授のご協力を得られることになり、学生さんの文化研究の一環として取り組んでいただきました。学生さんの文化研究の論文課題にも「梅」を取り上げていただき、歴史や効能などを調査するとともに、梅干しスイーツの考案・試作なども行い、論文としてまとめました。
現在、木原准教授の監修のもとレシピを調整中で、フリーズドライした梅干しを使った梅マドレーヌ、梅タルト、梅ブッセの3点が完成予定です。梅干しスイーツは今後、平成26年10月ごろに行われる園田学園女子大学学園祭や田辺市農林水産業まつり等で、試験販売を検討しています。
また、田辺市内の製菓店等で梅干しスイーツを作ってみたいor取り扱ってみたいとお考えのお店は、事務局までご連絡ください。

現在考案中の梅タルト

梅を論文課題に取り組んだ、国際食文化コース2年の立田 優季さん(20)、廣野 陽子さん(20)は、「梅を研究してみて、歴史を調べると、梅は薬とかにも使われているほど、健康にいいことが分かりました。梅干しは塩分があるので生地が伸びにくかったり、塩抜きするのが大変だったり、初めて使う材料だったので難しかったけれど、取り組んでよかったです。たくさんの方に食べてもらいたいです。」と話してくれました。

左から、立田 優季さん、廣野 陽子さん