3月6日、田辺市のJA紀南中央購買センター コピアで、「講師のための梅講習会」が開催されました(紀州梅の会青梅部会が主催)。
講師は、一般財団法人ベターホーム協会 常務理事 武藤智恵さんと、うめ研究所 土田靖久さんのお二人。
講習会の参加者は、青梅の時期に全国の量販店や市場等の梅加工講習会に講師として出向いている栄養士さんやJA、みなべ町、田辺市の職員など。
全国18か所で料理教室を展開し、料理書の出版もされている一般財団法人ベターホーム協会の武藤さんからは、大都市圏のライフスタイルに合わせた梅訴求、ベターホーム協会の活動と梅普及のための取組などのお話をいただきました。(紀伊民報さんの記事にも書いていただいています)リンク切れ
大都市圏では共働きが多く、平日は料理の時短が不可欠だというライフスタイルが一般的で、
都会の家族構成や住宅事情に合わせた加工方法の提案をしていくことも必要だと考えさせられました。
また、平日は忙しい一方、休日には少し手間をかけて手作りを楽しむ傾向があるので、梅のような季節を楽しめる手仕事は、訴求のしがいがあるのでは、と話してくれました。
うめ研究所の土田さんは、「橙高」の機能性向上栽培技術や加工品開発についてお話してくれました。
新品種の橙高(とうこう)。
カロテノイドが豊富で、現在、マヨネーズ風ドレッシングの開発に取り組んでいるそうです。
新たな品種の新たな取組が楽しみですね。
ありがとうございました。
大変勉強になりました。