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スタッフブログ

江戸の幻の調味料

「いり酒」という梅干しで作る調味料をご存知でしょうか?

「いり酒」とは、江戸時代に用いられていた日本の古い調味料で、日本酒に梅干を入れて煮詰めたもの、だそうです。(Wikipediaより)

江戸時代中期から醤油が普及するにつれ利用されなくなり、一時は完全に忘れ去られていましたが、近年高級料亭などで再評価されつつあるとのこと。

幻の調味料とも言われているとのことでしたが、なんと!自分でも簡単に作れると聞き、作ってみました。

材料はとてもシンプル。
日本酒と梅干し、鰹節、塩のみ。(昆布やしょうゆを入れる場合もあります)
いろんなレシピがありますが、今回は、日本酒2合、白干梅2つ、鰹節100g、塩小さじ2の配合で作ってみました。(NHKあさイチさんのレシピ)

①まず、日本酒と白干梅を鍋に入れ、強火で火にかけ、アルコールをとばします。

②沸騰すると、火を弱めて、日本酒の量が半分になるまで煮ていきます。
※炎が上がることがあるので目を離さないこと。

③塩を入れ、2~3分さらに煮詰めます。

④鰹節を加え、ひと煮立ちさせて、火を止めます。

⑤ザルなどで漉し、鰹節と梅干しをしぼります。冷めればできあがり。
※保存は冷蔵庫で一週間ぐらい。

白身魚や貝類のお刺身にぴったりだそう。また、おひたし、ひややっこ、炒め物、煮物など何にでも使えるようです。

ちょうど、イサギ(イサキ)のお刺身と。(イサギも田辺の名物でおいしいですよー)

少し薄いかなと感じましたが、あっさりと、上品な味わいでした!

いつもの食事が料亭の味になったかの気分になります。

皆さま、要チェックです。