5月19日、本年度2回目の着果調査に行ってきました。
古城梅、小梅は収穫が始まっていますので、今回は南高梅だけになります。
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調査をする樹、枝は決まっています。
こんなタグをつけています。
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着果調査の様子。
数を数えサイズを測るため、カウンターとノギスをもって調査します。
今回はクビアカツヤカミキリ、その他病害虫の被害がないかも確認します。
幸いにして、クビアカツヤカミキリの被害はありませんでした。
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ただ、今年は霜、雹、強風の被害がありました。
園地によってはこのようにたくさん実が落ちています。
生理落下と言って、実が大きく育つ途中で自然に落ちた実もあります。
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当地方独特の梅の収穫期の風物詩。
梅の収穫方法に「青どり」と「拾(ひら)い」があります。
「青どり」は、梅もぎのことで、青果として出荷します。
「拾い」は、基本的には、梅干し用に漬ける梅を収穫する方法です。
梅は熟すと落下します。落下した梅を拾い集めて塩で漬けます。
ネットは梅が転がってひとところに集まるので収穫がしやすいということもありますが、落下時に傷がつかないように、また、虫がこないようにするためでもあります。
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マスカットみたい。
今年は平年並みですので、みなさまのお手元に届くかと思います。
5月21日発表の梅産地情報はこちら