本文にスキップ

梅しごと 失敗しないために

紀州梅の加工方法はこちら
※紀州梅以外はその産地にお問い合わせください。

全般

あく抜きはしないでください!!!
  紀州梅はあく抜きの必要がありません。
  流水で水洗いで結構です。水につけすぎると変色します。

タオル等で水分をふき取らないでください!!!
ヘタは無理に取らなくて結構です!
  何を作るにしても、ざる等で軽く水分を切る程度で結構です。
  梅の実にさわればさわるほどいろいろな菌がつきますし、皮も破れ、発酵やカビの原因になります。
  発酵やカビ以外にも、梅の実に傷がつくと、梅酒や梅シロップの場合は濁りますし、梅干しの場合はつぶれ梅になります。

梅シロップ

梅は24時間以上冷凍してください!
  青梅(生の梅)と上白糖でもできますが、時間がかかるため、最近の気候や住宅事情から失敗する可能性が高いです。
  本会では青梅での梅シロップづくりは推奨しません。

氷砂糖を推奨!
  上白糖の場合、溶けずに沈殿する量が多いため、氷砂糖を推奨します。
  沈殿した場合はときどき軽くゆすってください。 
  ゆすりすぎると梅に傷がつきます。

梅酒

長期熟成させる場合は、1年で梅の実を取り出してください!
  ずっと入れておくと苦みの原因になります。

梅干し

梅干しには黄色く熟した南高梅や小梅をご使用ください!!! 
  追熟の仕方はこちら あまりにも若い実は追熟しても黄色くなりません。梅シロップや梅酒にお使いください。
  南高梅の用途別熟度の目安はこちら
  追熟の時間経過はこちら

カリカリ梅は当地方の製品ではありません!!!
  当地方の小梅はカリカリ梅用に収穫されたものではありません。みなさまがご購入する頃には熟度が進みすぎているため、カリカリ梅には向いていません。
  また、カリカリ梅を漬ける風習もありませんので、当方では返答しかねます。
  作り方等のお問い合わせは、産地(群馬県)の自治体や農協等へお願いします。
  ※「製造社名」+「カリカリ梅の作り方」で検索するとヒットします。

塩分20%で漬けてください!!!
  基本は塩分20%です。塩分が少なくなればなるほど失敗する可能性が高くなります。
  慣れてからご自身の責任でチャレンジしてください。

しそ漬けにする場合、ある程度梅酢が上がってからもみじそを加えてください!!
  最初からいれると梅酢が上がりにくくなります。
  もみじそも塩分20%で。
  梅酢からもみじそが出ないようにしてください。

おもしは梅の重量が2㎏までは同量、2~10kgまでは2kgのものを使用してください!
  重すぎると梅がつぶれます。