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クビアカツヤカミキリにご注意!!

【クビアカツヤカミキリの成虫 画像提供:和歌山県】

クビアカツヤカミキリは、特定外来生物で、幼虫はモモ、スモモ、ウメ、サクラ等、バラ科の樹木の内部を食害し、枯死させます。県内では、令和5年8月末現在、5市3町で確認されています。また、県外では公園や街路等のサクラに深刻な被害が出ています。

産地を守るためには早期発見、拡散防止の対策が必要です。フラス(虫糞と木くず)を発見したら下記までご連絡ください。

なお、成虫を発見した場合は、捕殺のうえ、ご連絡をお願いします。

クビアカツヤカミキリの成虫・フラス詳細は下記

■農地の場合

西牟婁振興局 農業水産振興課 26-7941

■森林の場合 

西牟婁振興局 林務課 26-7911

■公共施設の場合

施設管理者

■民有地(農地・森林以外)の場合

田辺市環境課 26-9927

◎施設管理者の方はこちらの通報体制をご覧の上、通報願います。

田辺市の通報体制 2024.7.5更新

◎参考リンク

和歌山県果樹園芸課のホームページ 2024.7.5更新
啓発チラシ 2024.7.5更新

クビアカツヤカミキリの成虫・フラス詳細

①クビアカツヤカミキリの成虫
体長:2~4cm
特徴:光沢のある黒色
   前胸(クビ)は赤色
   雄の触覚は体長より長く、雌の触覚は体長より短い

  • 生態分布:中国、モンゴル、朝鮮半島、台湾、ベトナムなど
    寄主:バラ科の樹木(生木)に幼虫が食入
       日本ではさくら、もも、うめ、すももなどで確認
    生態:幹や樹皮の割れ目に産卵
       産卵期:6月下旬~8月下旬
       産卵数:平均約350個 最大1,000個以上の個体有り
       幼虫は樹の内部を食害し、枯死させる(活動時期3月下旬~10月)
       樹から特徴的なミンチ状のフラス(虫糞と木くず)を排出
       11~3月は幼虫が樹の中で越冬
       卵から1~3年で成虫が羽化
       羽化期:5月下旬~8月上旬
       成虫は昼間活動する

②フラス(虫糞と木くず)

③株元のフラス
1本がうどん(ひき肉)のように細長い ②参照
1本ずつがゆるくつながっている ②参照
株元に大量のフラスを輩出する ③参照
新しいものは黄色っぽく、古いものは茶色っぽい

※画像提供:和歌山県